音読スピードの評価基準~前編

入試や模試、英検で出題される英文は受験生誰にとっても初見、つまり初めて目にする英文です。その初見英文を、内容理解の程度はいったん置いても、いかに速く読めるかが、得点能力と深く関わっていることには、疑いを入れません。 続きを読む

スピーキングと英作文

そもそも英語はコミュニケーションツールですから、英語学習の将来的な目標が、いわゆる「4技能」すべてを高いレベルで使いこなせることである点には、疑いを入れません。そしてここでいう第4番目の技能は、「会話できる力」の意味を含んでいます。しかし、大学受験までに身につけておきたいスピーキング能力とは、直接に「会話力」(=双方向のコミュニケーション能力)を指すものではありません。 続きを読む

発音記号とカタカナ表記

私の手元にある各中学校の教科書には、いずれも巻末に新出単語が出ています。ですから、教科書を予習する際、掲載されている単語の意味については巻末を調べていけばわかります。しかしながら、中1の教科書でさえ、読み方はすべて発音記号で示されていますので、予習に際して生徒がその単語の読み方を知るには、発音記号の知識が必要となります。 続きを読む

音読による英語力向上

教室では、小学生から大学生までほぼ例外なく、英文音読または暗唱を個別に必ず行っています。長めの読解問題であっても、それが必要な生徒には、問題の英文を音読させてから設問に当たらせるようにしています。また、宿題で暗記してきた英文を、教室で暗唱する生徒も多くいます。 続きを読む