徳島北高校(卒)の高畠早紀さんが、香川大学教育学部に合格しましたので、体験記を書いてもらいました。以下、ご一読いただければ、幸いです。
「今年私は浪人生として受験に再挑戦しました。ワイズは現役の時に1年ほど通っていて、英語と国語の成績を上げてもらったのに辞めてしまったことを後悔していました。だから浪人すると決めた時『ワイズでもう一度勉強したい』と再入塾しました。私は基礎の知識がありませんでした。だから学年に応じたメニューではなく、私のレベルに合わせた課題をさせてくれたワイズがとても合っていたと思います。英語では、文法や長文読解の練習から始めました。教室だけではなく家でもできる課題を出してもらい、本当にたくさんの問題を解きました。長文は私には少し難しく間違いも多くありましたが、少しずつ正答率が上がると、力がついていることを実感できるようになりました。ワイズに入塾した頃、私は長文を読んでもあまり意味を理解しないまま読み進めていました。しかしここでの基礎固めと、圧倒的練習量のおかげで、文章の意味が掴めるようになり、問題を解くスピードも上げることができました。国語は5教科の中で最も苦手な教科でした。現代文は読んでいくうちに頭が混乱することがよくあり、古典はそもそも読み方がわからず、ほぼ想像と少しの単語の知識だけで解いていました。国語ではまず『時間がかかっても段落ごとの内容を整理しながら読む』ということ、そして古文は問題を読み、その都度ポイントを教えてもらった上で要約の練習に移るという学習を徹底的に繰り返しました。すると驚くほど文章が読みやすくなり、根拠を持って答えを選べるようになりました。また分からなかった問題は例え話やホワイトボードを使って、私が理解できるまで何度も教えてくれました。1年間ワイズでお世話になって、英語も国語も点数が伸びましたが、特に古文・漢文は43点から93点と、実に50点も上げることができました。点数が上がったおかげで香川大学と、1年前から憧れていたものの点数が低すぎて受けることさえできなかった関西外国語大学に合格することができ、本当に嬉しいです。今年ワイズに入塾していなかったら、私は絶対に国立大学に合格することはできなかったと思います。私をもう一度受け入れてくださり、いつも熱心に指導いただいた先生方のおかげです。本当にありがとうございました。」
英語担当より
基礎的な力が不足している場合は、基礎からやり直すしか学力を上げる方法はありません。これは大学入試まで数ヶ月しかない生徒であっても同じです。入試までの短い期間に基礎力を充実させ、合格レベルまで学力を高めるには「量をこなす」しかないのです。最も近い道は最も遠回りに見える道であると言えるかもしれません。この生徒はそれを体現してくれた一人でした。こちらを信頼して学習を再開し、最後まで諦めずに合格を勝ち取ってくれたことを大変嬉しく思っています。
国語担当より
本人が書いてくれているように、苦手教科だった国語が得点源になったことは嬉しく思います。
当塾では浪人生であろうが、中学生であろうが、各々のできるところから始め、一つ一つクリアしていくことを徹底しています。この生徒もはじめは高校一年生で習うようなところから始めましたが、結果として高得点を取れるまでになりました。国語や英語に限らず、基本的にあらゆることはそのようにして、学んでいくべきだと思います。大学に行ってもこの一年の経験がきっと生きます。そして夢に向かって努力を続けてくれたらと思います。