第Ⅵ期生大学合格体験記①

城東高校の 松前 理沙子 さんが 徳島大学 総合科学部 に推薦入試で合格されましたので、合格体験記をご紹介します。

この生徒は、国語のみの指導でした。

私は高3の6月に入塾しました。
5教科の中でも国語の点数は酷いもので、このままでは二次はおろか共通テストでも点数の読めないことになると思い、兄がお世話になったこともあり、迷いなく先生にお願いしました。

古文漢文の知識はゼロに近かったので、文法を一からおさえていきました。それまでも文法の勉強はしていましたが、自分の力ではわからないことが多く、何度も断念していました。しかし、先生に説明していただくことで、理解出来ずに止まっていた事が確実に解決していきました。また、解き終わった後に声に出しながら現代語訳していくことで、一回読むだけで内容を理解できることが多くなっていきました。
現代文は、家で宿題として解いて、間違えた問題を解説していただく形で進めていきました。続けていくうちに、文章を読むことが苦ではなくなり、ただ感覚だけで解いていた問題をきちんとした根拠をもって解くようになりました。1、2ヶ月経つと、模試の古文漢文の点数が一気に上がり、それからは現代文も少しずつ伸び、安定していきました。

推薦入試を受けると決めてからは、小論文の指導もしていただきました。小論文の知識もほぼ無い状態で、本番までの期間も短くとても不安でした。何度か練習しても不安は残っていたので、少しでもわからない所を質問すると、着眼点や気をつけるべき所を、私の不安がなくなるまで細かく教えて頂き、だんだんコツが掴めるようになりました。本番では、それまで練習をしてきた問題や過去問と比べて少し変わった傾向の問題が出されたのですが、塾で教わった手順で落ち着いて書くことができました。小論文で手応えを感じたので、その後の面接に楽な気持ちで臨む事が出来ました。

塾では、小論文と並行して国語の勉強も続けていたので、成績は維持できていました。推薦入試で合格した後も指導を続けていただき、共通テストでは8割を取ることが出来ました。自分一人で勉強していたら、きっと国語を後回しにしていたと思います。
共通テストでは、一番苦手だった国語で一番良い点数を取ることができ、とても嬉しかったです。
先生には感謝しかありません。
本当にありがとうございました。

以下指導者所感

高3の夏前で古文漢文の知識がゼロの状態から、小論文や学校での面接の練習と並行しての勉強だったにも関わらず、共通テストで8割以上取り、第一志望に合格されたのは指導者としても大変嬉しいことでした。
早いうちから勉強するに越したことは無いのですが、古文漢文に関しては、ある程度コツさえ掴めば、安定して高得点を取れる教科だと思っていたので、短期間で高得点を取れるようになることを実証してくれました。当塾で学んだ文章を読むということを、大学生や社会人になった後も活かして欲しいと思います。