2021年度大学入学共通テスト塾生結果について(英語)

先般実施されました大学入学共通テストを受験した当教室生徒の結果をご紹介します。

        

ネット上などで確認できる1/20現在の平均点の中間発表では、リーディング60.35 (前年+2.20)、リスニング57.23 (同、-0.33)、合計117.58となっています。問題構成の変更ほどには、トータルでの平均点に大きな変化はなかったようですが、設問ごとの正答率には相当バラつきがあったものと推測しています。(2/18更新)最終結果はリーディング58.80、リスニング56.16 トータル114.96 だったようです。

以下、自分で解いてみての所感をリーディング、リスニングそれぞれについて簡単に書いておきます。

さてリーディングですが、まず語彙レベルは、予想とは逆にむしろ易化したのでは、という印象です。次に各設問については、第1問~第3問までは失点してはいけないレベルです。また、ここまでで手間取りすぎた生徒は、第4問~第6問で時間的にかなり苦戦を強いられたのではないでしょうか。一方、この前半3問を30分以内(理想は25分くらい)で通過できた生徒は、制限時間80分のうち、10分の見直し時間を差し引いても、後半3問に40分はかけられる計算ですので、時間的に余裕を持って取り組めたことと思います。第4問以降にこれだけのボリュームの英文を配置したというのも、裏返せば、第3問まではさっさと済ませる(済ませられる)ことを前提として作問していると推察されます。いずれにしましても、次年度以降もこのスタイルが踏襲されることが予想されますので、速読速解の訓練を相当積んでおかないと、本番で時間が不足することは目に見えています。また共通テストに限らず、あらゆる試験は時間との闘いですから、常日頃から時間を意識した学習を心がけることが肝要です。

次にリスニングですが、これも第1問~第3問までは全問正解したいところです。特に第1問と第2問は、短い対話文とナレーションにもかかわらず、ご丁寧に2回音声を流してくれますから、なおさら落としてはいけません(それが問題作成側の意図だとも言えます)。一方、第4問~第6問はTOEFLと英検のミックスのような構成で、苦戦した受験生が多かったことでしょう。しかしながら、前半3問で配点が59ありますので、ここできっちり取れていれば、第4問以降が思わしくなくても、トータルで8割以上の得点は十分見込めたと思います。

最後に、今回リーディングで満点だった生徒から結果報告のメールをもらいましたので、ご紹介します。

「共通テスト、R: 100/100、L: 88/100でした。
リスニングは本当に難しかったです。あれは英語力ではなく、もはや聖徳太子認定試験です。
出題形式が模試と異なっていたらしく学校でも全国でも混乱の模様でしたが、私は混乱することなく解き終えることが出来ました。
実際に解いてみて思ったこととしては、英語を英語のままでなく日本語訳しながら読んだら絶対に時間が足りないということです。やはり問題数が多かったらしく、読む速さにだけは自信がある私ですら、見直しを含めると10分しか余りませんでした。
でも、とにかくリーディングでケアレスミスなく満点をとることが出来て良かったです。」

この生徒は今年米国スタンフォード大学に合格しました。

以上、ご参考になれば幸いです。