第Ⅳ期生大学合格体験記④

徳島文理高校の岡愛珠さんが、国際教養大学(AIU)国際教養学部に、志願倍率21倍のC日程入試を突破して合格しました。以下、本人の体験記をご一読ください。

「私がワイズ英語塾に通い始めたのは、高2の10月からでした。もともと英語は得意科目でしたが、文法などを根本的に理解し、文章読解力をもっと伸ばしたいという気持ちがありました。ワイズでは英作文の練習やディクテーションを徹底的に行い、大量の英文読解を毎回やっていました。英検の際は、先生が熱心にライティングの指導をしてくださり、そのおかげで準1級も合格することができました。また高3からは学習時間が2時間半になり大変でしたが、英作文問題を大量に解くなど、濃密な時間だったように思います。本当にありがとうございました。また国語では、古文・漢文を基礎から徹底的にやっていただいたので、ありがたかったです。毎週多くの記述問題を解き、丁寧に添削してくださったので、自分の記述力が当初に比べて徐々に上がってきていることを実感でき、嬉しかったです。この塾には受験直前まで本当にお世話になりました。最後まで諦めずに頑張ったからこそ、国際教養大学に合格できたのだと思います。受験期は長く辛かったですが、今ではよい思い出です。後輩の皆さんが、このワイズ英語塾でどんどん英語と国語の力を伸ばしていけるように願っています。ありがとうございました。」

この生徒は以前に「準1級満点のライティング解答ご紹介」と「TEAP受験記」でご紹介した生徒です。入会当初から英語力は高いものがありましたので、早くから二次型の学習中心に指導しましたが、英作文については、とにかく量をこなさせました。ラストの2か月ほどは、100~300語程度の英文解釈問題を逆から解く(解答の和文を英文に変換する)学習をさせていましたが、完成度が非常に高かったことからも、本番での高得点に、私自身は何ら不安はありませんでした。しかしながら、満点近く取ると期待していたセンター試験において、予想外のビハインドを喫してしまったことで、本人にとってはその後のプレッシャーが相当大きかったことと思います。それでも見事合格を手にすることができたのは、本人が書いていますように、諦めたり挫折することなく、強い意志を持って最後の最後まで学習を続けた結果でしょう。「継続は力なり」といいますが、その値打ちは継続した本人にしかわからないものです。また、この「力」は継続した先の結果だけでなく、継続できることそのものを指すと思っています。

以下、国語担当からのコメントを載せますので、併せてご一読ください。

彼女が国語を始めた当初、現代文と小説のマーク問題に関してはそれ程問題は無かったのですが、古文と漢文が心もとなかったので、文法を徹底的に正しく理解してもらうことから始めました。文法書で基本的な知識を正しくつけた後は、文章問題を解き続け、問われている問題だけでなく常に文法に気をつけての全訳を古文、漢文双方受験直前までしてもらいました。試験本番で9割を超えることができたのは、高3ながら基礎からきちんと学び直すという学習態度のおかげだったように思います。どのような状況であろうと焦らず継続して努力できた彼女が、難関大学に合格できたのは指導していた側からしても大変嬉しいことです。

※国際教養大学は2004年創立ですが、徳島県からの入学者は過去15年で4人、この生徒が5人目らしいです。またこの大学以外に、津田塾大学多文化・国際協力学科、国際関係学科、英語英文学科に、それぞれ合格しています。