当教室第Ⅳ期生の大学入試合否が出始めていますので、進学先が確定した生徒から順に体験記を依頼・掲載していきます。最初は、徳島大医学部医学科にAO入試で合格した、徳島市立高校理数科の山下華乃さんに書いてもらいましたので、ご一読ください。
「私が受験に成功したのは英語のおかげといっても過言ではありません。約1年前までは、英語がいつも足を引っ張っていました。初めてのマーク模試は130点。このままでは行きたい大学は到底無理だと感じ、この塾に6月から通うことになりました。夏休みはほぼ毎日通い、出された課題を徹底的にこなしました。またセンター前日まで英文に毎日触れていたおかげで、当日自己最高記録の187点(筆記190、リスニング44)を取ることができました。7ヶ月で60点近く上げられたのは奇跡ではないと思っています。自分で言うのもなんですが、この7か月間、英語は何としても上げようと、必死でやってきた結果だと思っています。私ができたのですから、皆さんにもできるはずです。なかなか点数が上がらなくて、心が折れそうになったこともありました。確かに上達には時間がかかりますが、英語はやれば必ず上達する教科です。だから地道に頑張ってください。最後に、英語で高得点が取れたおかげで、私はセンターの総合得点も過去最高でした。半年前の自分は英語が得点源になるとは思ってもいませんでした。英語はどの大学でも必要な教科であるだけでなく、受験成功への鍵の一つです。これから大学入試を控える中学生、高校生の皆さんには、まだまだ時間があります。頑張ってください。」
本人が書いていますように、入会は高3の6月で指導する私にとってもギリギリのタイミングでした。入会時の英語の出来栄えも本人が書いているとおりです。しかしながら、7か月という極短期でここまで点数をかさ上げできたのは、ひとえに本人の努力によるものです。さらっとしか書いていませんが、教室ではひたすら問題を解き、膨大な量の宿題も完璧にこなしてきました。夏休みの教室での学習時間だけでも延べ100時間以上に及びます。結果、こちらでストックしている学習素材のほとんどをやり尽くした状態でセンター試験に臨みました。
私の見る限り、「量をこなせる」ということが、優秀な生徒、ポテンシャルが高いと推察される生徒の共通点のようです。英語に自信のない生徒はなおのこと、入試まで徹底的に量をこなしながら、学習の質・レベル・密度を上げていくことが、この生徒のように短期で大幅に点数をかさ上げするための絶対条件だと考えています。