今年度第一回英検につきまして、教室から受験した生徒の結果が確定しましたので、ご紹介いたします。
今回準1級合格した生徒は3回目の挑戦でしたが、ライティングが 682/750 (単純計算で91% の得点率)という高いスコアを獲得できていましたので、本人も目指す大学の二次試験英作文問題への大きな自信になったことと思います。
教室では日常的に英検の対策指導を行うことはありませんが、3級以上を受験する生徒には、試験本番前の数回の学習枠やトライアルの機会を使って、ほとんどライティングの指導のみ行っています。過去問のリーディングとリスニングは家で自習が可能ですが、ライティングは自習だけで自信がつくレベルまで上達することが難しいと考えるからです。準1級については、現行の出題形式になってからの過去問解法だけでは、練習の絶対量が足りないと感じていますので、教室でストックしている旧1級過去問を随時させています。現1級は完全自由英作文ですが、旧1級は提示されたpoints 6つのうち3つを使い(準1級は4つのうち2つ)、200語前後(同、120~150語)で書くという課題です。準1級受験生にとってテーマが極端に難しいわけではありませんので、練習量の確保とともに、長めのライティングに慣れるよい学習素材となっています。
二次面接については、入会後に受験した生徒は、事情があって受験できなかった場合を除き、今までのところ一回でほぼ100%合格してくれています。2級あたりからは、二次のハードルも高くなりますが、教室生徒が幸い一発合格できているのは、直前に行う二次対策指導の成果というよりは、音読にせよ暗唱にせよ、日頃から英文を声に出す練習を重ねていることによる「慣れ」に負うところが大きいと考えています。
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