小中学生の音速読トレーニングについて

小中学生の速読速解トレーニングについて◆

当教室では、学年を問わず英文の音速読や暗唱に力を入れています。これは英文をスラスラと口に出して言える(読める)ことを通じて、学習した語彙や文法の定着と、それらを使える技術として身につけること、試験の長文問題を短時間で解答できることを目的として実施しているものです。ただし、やみくもに速く読めるだけではダメです。字面を追うだけで、読んだ英文なり語彙が同時に頭に刻みこまれていかなければ、内容理解が伴わないからです。内容理解が伴わないと、試験本番で何度も読み返したり、全文を読まずに設問に関わる箇所だけ読む、というレベルの低いテクニックに流されてしまいます。これを防ぐために、まずは全文の精読をやります。その過程で語彙の発音の仕方や意味、文の構造や全体の要旨を確認していくのです。最終目標は、初見の英文を制限時間内に読んで理解できることですが、大半の小中学生には、この段階では、まだそこまで求めません。そして、一通り読めて内容も理解したら、次は速読に挑戦です。生徒にもよりますが、だいたい分速100~120語程度で読めることを目標に練習させます(黙読換算では200~240語)。ストップウォッチでタイムを計り、制限時間内に音読できるまで繰り返します。すでに読んで内容を理解した英文ですから、字面を追うだけの速読にはなりません。中学校教科書レベルの語数であれば、どの生徒も、だいたい1~3回で合格します。その後は生徒の進捗に合わせて、目標タイムを徐々に短縮していきます。このトレーニングの継続によって、生徒の読みのスピードと英文理解度は驚くほど向上します。そして初見英文に対しても、それができるようになっていくのです。

これは仮説ではありません。現に当教室の生徒が実証してくれている事実です。